おきらく・ごくらく日記

野鳥とゲームとデジタルガジェットの日々

福山市水越山野鳥探鳥 2015/05/06 6:20-8:40

  • 昨日に引き続き、本日も妻の実家である広島県福山市での野鳥探鳥です。

ken-s.hateblo.jp

本日は、妻の実家近くにある山で探鳥してみました。
すぐ近くの山だったので、目覚ましをかけずに、起きれたら行くという感じの緩いスタート。

結局、目が覚めたのは6時頃。
最近息子の起床時刻が6時なので、そのせいで体が6時には起きるようになっているのか、それとも歳を取ったからかは分かりませんが・・・

上って行く途中に、山の名前が書かれた看板を発見しました。
f:id:KEN-S:20150506205330j:plain
どうやら、水越山という山のようです。

山を上り始める前から、そこら中でウグイスの鳴き声が聞こえておりました。
ただ、なかなか姿を見ることができず、何とか見て撮影できたのはこんな感じ。
ウグイス
森というか、林がかなり生い茂っているので、一度見失うと再度見つけることは困難な感じでした。

さらに進むと、電線に止まっているカワラヒワを発見。
カワラヒワ
ただ、私のよく知っている「キリキリコロコロ」といった鳴き声ではなく、「ジー」というか、「ミューイ」というか、そういう地味な鳴き声でした。
こんな鳴き方もするのかと思って、記録のために動画を撮影しておきました。
youtu.be

その後、木々の間をエナガが飛び回るのを見つけましたが、すぐに森の奥へと進んでしまい、撮影できませんでした。

山道へと続くコンクリート道路を上ると、ホオジロが樹上でさえずっておりました。
ホオジロ
せっかくなので、動画も撮影してみました。
youtu.be

山道に入ると、「ブッブッ」という声が聞こえてきます。
この声は、大阪城でも聞き覚えがある声。
キビタキのオスが、他の野鳥を追っている時に発している声だと分かり、周囲を見ると、キビタキのオス2羽が追いかけ合いをしていました。
キビタキ・オス

縄張り争いでもしているのかなぁと思っていたら、その少し先の地面で、何かを集めているキビタキのメスを発見しました。
キビタキ・メス
もしかしたら、巣作り中なのかも?
すると、このメスを巡って、オス同士が争っているということなのかもしれませんね。
旦那さんと間男という感じでしょうか? それとも、ただの横恋慕?

一度通りすぎてから、少し後に同じ場所に戻ってきたら、争いは少し落ち着いていて、キビタキのオスとメスが地面に止まっていました。
キビタキ
この2羽が夫婦なのかもしれませんね。

キビタキを見た後、森をさらに進むと、「焼酎一杯グイー」の鳴き声。
おそらくセンダイムシクイだと思いますが、姿を確認することはできませんでした。

さらには、鈴虫のような「シュリシュリ」というか「シャリシャリ」という感じ鳴き声。
多分メボソムシクイだと思います。
こちらも、姿を確認することはできませんでした。

遠くの方では、「アーオーアーオー」の声。
おそらく、アオバトがいるのだと思いますが、かなり距離がある感じの聞こえ方でした。
当然、姿は見れておりません。

その後、森の木々の間からキジのような鋭い鳴き声が聞こえました。
てっきり、キジだと思って、地表近くの茂みを探していたのですが、次に鳴いた時には、結構樹の上の方から声がする感じ。
それに合わせて、声のする方を確認してみると、キツツキらしき野鳥の姿が。
残念ながら逆光気味で、顔も葉っぱに隠れて見えません。
サイズ的にはコゲラよりも大きいし、アカゲラかもと思って撮影。
ところが、よく見ると、背中の色が緑色っぽい。
葉の隙間から見える後頭部の赤さと、腹部の模様などから、おそらくアオゲラだと思われます。
アオゲラ
顔が写っていないのが非常に残念ですが、撮影した後、樹を上に移動していき、その直後にすぐに飛び去ってしまいました。

その後、森の奥の方で何度か鳴き声だけ聞こえたので、とりあえず声を動画として残しておきました。
youtu.be
アオゲラは初めて見ました。

さらにアオゲラの声を聞き取ろうとしていると、すぐそばの木の上にカワラヒワがやってきてくれました。
カワラヒワ

少し先の茂みには、ヤマガラが姿を見せてくれました。
ヤマガラ
ヤマガラ

私の性格がせっかちなため、普段の大阪城では、野鳥の姿を求めて結構移動おります。
今回も、そんな感じで野鳥を探しておりましたが、どうも山の中の森だと、自分が動くよりも、野鳥が出てきそうな場所で待っておいた方が、より多くの野鳥に出会えるのかもしれないと思いました。

そして、ここでは案外シジュウカラを見る事が少なかった気がします。
シジュウカラ
シジュウカラよりも、カワラヒワの方がよく見れました。

しかも、大阪城シジュウカラは、結構人馴れしているからか、近くまで来てくれますが、ここのシジュウカラは、すぐに森の中へと姿を隠してしまうので、なかなか見つけることができませんでした。
場所によって、野鳥の生態というか、性格が変わるのかもしれませんね。

本日の写真は以下からご覧いただけます。
カワラヒワwww.flickr.com