今朝の日の出時刻は5:03。
いつものようにコンビニ前でおにぎりを食べていると、今日もまたサンコウチョウのオスらしき尻尾の長い野鳥が大阪城から銀橋の対岸に向けて飛んで行く姿を発見。
時間は4:55頃。
デジタル一眼の方はまだバッグの中にしまったままだったので、慌ててポケットに入っていたコンパクトデジカメを構えるも目印のあまりない空だったため、その姿を追いきれずに、結局撮影できませんでした。
コンパクトデジカメで姿を追うのは、かなり難しいことを改めて感じました。
仕方なくあきらめて大阪城へ向かうも、一昨日の事が脳裏をよぎります。
ken-s.hateblo.jp
一昨日も朝一でコンビニ前でサンコウチョウが飛び去る姿を見て、その日は野鳥がほとんどいなかったという状態だったので、今日ももしかして・・・と少し不安に。
西外堀に到着すると、カワウが上空を通過し、ムクドリの群れが大阪城へ向って飛び、ハクセキレイは大阪城から出て行く姿を目撃したぐらい。
そのまま飛騨の森へと向かいます。
大丈夫かなぁと少々不安に思いつつ、森の中を歩くと、前回とは異なり、センダイムシクイやエゾムシクイの声が聞こえます。
とりあえず、一番近くで聞こえているセンダイムシクイの姿を探して、何とか撮影。
ただ、かなり暗かったので、後から無理矢理明るさ調整をしていて、かなり厳しい画ではあります。
コゲラの姿もありました。
さらには地面で採餌している野鳥の姿、腹部が赤いので、アカハラかと思いつつ写真を撮ってみると、マミチャジナイでした。
地上で採餌しているマミチャジナイに近づこうとすると、すぐそばで別のアカハラのような個体を発見。
急いでカメラを向けると、なんとこちらもマミチャジナイ。
どうやらマミチャジナイは2羽いたようでした。
さらには、エゾムシクイの声を追って、ようやく鳴き声と一致する姿を撮影できました。
といっても、写真的には微妙ですが・・・
その後、メボソムシクイのような鳴き声が聞こえていたのですが、「ブッブッ」というキビタキの声がしたかと思うと、メボソムシクイの鳴き声が聞こえなくなってしまいました。
その後姿を見せたのはこのキビタキのオスです。
もしかして、メボソムシクイをキビタキが威嚇して、追い払ってしまったのかもしれません。
上空に巨大な野鳥の姿を目撃し、撮影してみるとアオサギでした。
その後、ようやく光がキレイに森に周り初めて、センダイムシクイの姿の少しはマシな姿を撮れました。
さらには、スズメに混じって、地上を移動していたカワラヒワの姿も目撃。
そして、フライキャッチャー系の飛び方をしている野鳥を見かけ、撮影してみたところコサメビタキがいました。
知り合いのカメラマンと情報交換したりするのですが、コサメビタキの情報を伝えても、誰もあまり興味を持ってくれません。
今季はコサメビタキをあまり見ていないので、情報としては良いと思っているのですが・・・他のバーダーの方々にはあまり興味がないようです。
その後、梅林へ移動すると、アカハラがいました。
梅林でもキビタキのオスを見かけました。
その後、豊国神社へ移動。
ここでは多くのカメラマンがサンコウチョウを待っておりました。
私も少しその列に並んで、何とかサンコウチョウのオスを撮影。
尻尾の短いサンコウチョウのオスでした。
博物館へ移動すると、ここにはまだツグミが残っていました。
配水池ではコサメビタキの姿。
さらにはアカハラもいました。
そして、ムシクイ・・・頭央線が見えるので、センダイムシクイでしょうか。
キビタキのメスの姿もありました。
茂みの中をウロウロしていたのは、キビタキのオスです。
日本庭園では、こちらにもキビタキのオスの姿。
豊国神社へ戻ると、コサメビタキがいました。
音楽堂西通路ではエナガが数羽いました。
コサメビタキがここにもいました。
各所での個体数は少ないものの、コサメビタキが結構見られたような感じです。
市民の森へ移動すると、メボソムシクイの声が聞こえます。
その声を追って、メボソムシクイを何とか撮影できました。
キビタキのオスもいました。
アカハラの姿もあります。
私が撮影していると、数人のカメラマンが近くにやって来て、何やらムギマキの声がするとのこと。
ムギマキは今季はまだ撮影していないので、もしいるなら撮りたいと、そのカメラマンと共に探してみることに。
聞けば、ムギマキとキビタキのオスが追いかけ合いをしているのだとか・・・
これまた、結構似た者同士でややこしいパターンだなぁと思いつつ探しておりました。
すると、お腹がかなりオレンジ色で、ぱっと見ジョウビタキのような野鳥がいたので撮影。
しかし、ジョウビタキがこの時期まで残っているとは思えないので、数人のカメラマンに意見を求めたところ、多分ムギマキだったのではないかとのこと。
しかし、この写真をムギマキと言いきるには、少々厳しいかなぁと。
特徴である白い眉斑がほとんど見えてませんし・・・
仕方なくもう少し多くのカメラマンと行動を共にして、もう少しまともな写真を撮影しようと探しまわることに。
そして、何とか眉斑の見える写真を撮影できました。
これならムギマキだと分かってもらえるのではないでしょうか。
その後教育塔へ移動すると、こちらもかなり多くのカメラマンの姿。
聞けば、昨日サンコウチョウのオスがいたそうで、今日も朝には姿があったとのこと。
残念ながら行った時には、どこかに隠れていたらしく、私は姿を見る事ができませんでした。
他に何かいないかと探しておりましたが、オオルリのメスらしき姿を見かけたものの、撮影はできず。
これだけカメラマンが多いと、野鳥もなかなか出て来れないかなぁということで、早々にあきらめて退散いたしました。
一昨日の野鳥の出の悪さに比べると、本日はかなり良かったように思います。
マミチャジナイにサンコウチョウ、ムギマキまで見れました。
個体数は少ないものの、各所でコサメビタキが見れたり、メボソムシクイが見れたのも良かったかなぁと思います。
本日の写真は以下からご覧いただけます。
大阪城探鳥(2016/05/05) | Flickr
博物館 8:15-
日本庭園
- キビタキ・オス
豊国神社
- ツバメ
- ムシクイ
- エゾムシクイの声
- コサメビタキ
教育塔 -12:25
- オオルリ・メス
南外堀
西外堀
- ツバメ
- カワウ