先日、ねじ山のサイズが合わなくて換装できなかったMacbook PRO 15(late 2013)のSSD。
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昨晩無事に対応しているドライバーが到着しました。
これでようやく換装に必要な機材が一式揃いました。
先端は星形です。
という事で、ようやく念願のSSD換装を行って行きます。
まずはMacbookの電源アダプタケーブルを抜いて、裏側のネジを全て外していきます。
場所によってネジの長さが違うので、どこから抜いたネジなのか分かるようにしておく必要があります。
ネジもかなり小さいので、無くさないように気を付けないといけません。
その後、裏ブタを取り外します。
基盤に電気が流れていると危険なので、先にバッテリーのコネクタを外しておきます。
中央のシールをめくると、すぐしたにバッテリーのコネクタがあるので、それを抜きます。
そしていよいよSSDを抜きます。
まずは固定ネジを外します。
このネジも本体カバーを外すのに使った星形のドライバーで外せます。
ネジを外した後、SSDを横にスライドさせれば抜けます。
左端が元のSSD、真ん中がアダプタ、右端が交換用の新しいSSDです。
アダプタにSSDを指してみると、こんな感じで斜めに刺さります。
このままMacbook本体に差し込み、元の固定ネジを差して固定ます。
結構しっかりと差し込まないとネジがはまらないので注意が必要でした。
無事に交換が完了したので、電源のコネクタを元通りに差し込んでシールも戻します。
裏ブタをはめて、ネジで固定すれば物理的な交換作業は終了です。
電源アダプタを差し込んで、Time machineのバックアップが入った外付けHDDを差し込んで起動します。
今回はTime machineからの復旧を行うので、起動時にコマンドキー+Rを押しながら起動します。
起動するとmacOSユーティリティのメニューが表示されます。
まずはSSDを認識させるために初期化します。
メニューの一番下のディスクユーティリティを選びます。
その後、初期化するディスク Samsung SSD 970 EVO 1TB Media を選びます。
上のメニューから消去を選びます。
ポップアップが表示されるので、ディスクの名前を付けて、Mac OS拡張(ジャーナリング) GUIDパーティションマップ
を選んで消去をクリックして初期化します。
すると消去が開始され、数秒で消去完了。
無事に新しいディスク名が出現しました。
ディスクユーティリティを終了させて再びmacOSユーティリティに戻り。今度は一番上の Time Machineバックアップから復元を選びます。
復元元のディスクを選びます。
復元するバックアップを選びます。
インストール先に先ほど作ったSSDの領域を指定します。
確認ポップアップが表示されるのでディスクを消去を選びます。
すると復元か開始されます。
しばらくすると、作業時間が表示されます。
しかしあまり当てにはならないようで、途中で最初よりも長い時間になったりします。
復元が終わると、Macbookが再起動して無事に復元完了。
とりあえず、ディスクのベンチマークを測って見ました。
元のSSDのスピードがこちら。
Write が670MB/Sぐらいで、Readが710MB/Sぐらいでした。
そして、今回交換したSSDのスピードがこちら。
Write が1300MB/S ぐらいで、Readが1500MB/Sぐらい。
書き込み/読み込みともにほぼ倍ぐらいのスピードになっておりました。
さすがは評価が高い「Samsung EVO 970」の性能の高さが伺えます。
製品の公称では Writeが2500MB/Sで、Readが3400MB/S となっておりますが、Macbook自体が少し古いモデルなので、本体側のSSDコネクタの規格的にはそこまでは出ないのだろうと思われます。
ただ、容量も大きく増えて、性能もアップしてくれたので、交換して良かったかなぁと。
これでまた数年は問題なく使えるかなぁと。
ただし、分解して中身を触ってしまった以上、今後はApple のサポートは受けられないかもしれませんが・・・