本日の日の出時刻は6:17。
いつもは大阪城へ向かう途中のコンビニで朝食におにぎりとお茶を買い、店の前で食べてから大阪城へと向かうのですが、今朝はそのコンビニが改装中。
ということで、朝食抜きでお茶もなしの状態での探鳥となりました。
夏場であれば、水分なしで大阪城を回るのは熱中症の危険がありますが、さすがに気温が下がったいまの時期であれば、飲み物なしでもなんとかなるかなぁと。
期せずして朝食を食べる時間が浮いたので、日の出までの時間が少し長くなってしまったこともあり、今朝はいつもとは違って、大手門から大阪城へと入りました。
修道館・空堀・豊国神社などを通って、飛騨の森へと向かいます。
日の出前のため、ざっと回ったぐらいでは野鳥の姿を確認することはかなり厳しい感じ。
空堀を覗いた時に何やら鳥影が飛んでいるのを見かけたのですが、暗さと距離があるのとで何だったのかまでは確認できず。
あまり回った甲斐がないかなぁという結果ではありましたが・・・
飛騨の森へ向かう途中内堀を覗くと、マガモがいました。
さらには、ハシビロガモも。
キンクロハジロの姿も見られました。
その後、いつもとは反対側から、自転車を漕いで飛騨の森へと入ってみたところ、大型ツグミがよく止まっている木の上に鳥影。
確認すると、イカルが二羽いました。
個人的には、イカルは今季初観察なので、幸先が良い感じです。
その後、いつもの場所に自転車を止め、飛騨の森の観察を開始します。
大型ツグミの声がいつもに増して多い感じです。
見かけたのは、ツグミがいました。
マミチャジナイの姿も見られました。
クロツグミのメスもいました。
シロハラの姿も見られました。
北外堀沿いを歩くと、対岸の木にはアオサギがいました。
カワセミの姿もありました。
飛騨の森に戻ると、ムシクイがいました。
ジョウビタキのメスは北外堀の石垣がお気に入りらしく、なかなか近くで撮影させてもらえませんでした。
メジロもいました。
その後、梅林へ移動すると、エナガがいました。
ムシクイの姿もありました。
キマユムシクイが入っていると聞いていたのですが、梅林側からでは逆光で確認することができませんでした。
ジョウビタキのオスもいました。
豊国神社へ向かう途中、知人がいて、上空にハイタカがいるというので撮影。
少し時間が経過しておりましたが、先ほど梅林で見かけたオオタカらしき猛禽類は、もしかしたらこのハイタカだったのかも。
豊国神社ではモズがいました。
メジロの姿も見られました。
さらには、アトリの群れとも遭遇。
個人的にはアトリは今季初観察です。
ムシクイもいました。
修道館ではコサメビタキの姿。
配水池ではジョウビタキのメスがいました。
石垣のそばを飛び回っていたので、他に何かいないかと確認しにいくと、石垣の下からジョウビタキのオスらしき野鳥がこちらに上昇してくるのを目撃。
どこかに止まってくれるかと待っていたら、私の立っていた位置から50センチと離れていない欄干の上に飛んできました。
一瞬欄干に止まった後、私の姿を見て「ビクっ」という言葉がぴったりな感じの驚きの動きをして、そのまま飛び去ってしまいました。
私がもう少し離れた位置に立っていれば、驚かせずに撮影できたかもしれないのが申し訳なかったかなぁと。
マミチャジナイもいました。
キビタキのメスもいました。
エナガの群れとも遭遇しました。
日本庭園ではカワセミが小魚を捕食しておりました。
空堀ではクロジのオスがいました。
個人的にはクロジも今季初観察です。
早朝に見かけた鳥影は、もしかしたらこの子だったのかもしれませんね。
豊国神社へ戻ると、数人がカメラを構えて何かを撮影中。
何がいるのかと問うと、キクイタダキとアトリとのこと。
キクイタダキは是非撮りたいと少し粘っていると、声が聞こえます。
茂みにうまく身を隠しているせいで、なかなか撮れませんでしたが、何とか数枚それとわかる写真が撮れました。
キクイタダキも個人的には今季初観察です。
桜広場へ移動すると、ジョウビタキのオスがいました。
ジョウビタキのメスもいました。
キマユムシクイもいるというので、何とか撮りたいと粘ってみたのですが・・・
違うムシクイがいたり。
メジロがいたりして、なかなか条件は厳しめ。
それでも粘って、かろうじてキマユムシクイらしき野鳥の撮影をできました。
翼帯などを見る限りでは、キマユムシクイで合っていると思うのですが・・・
キマユムシクイも個人的には今季初観察です。
その後、音楽堂西通路へ移動すると、ここにもアトリの群れがいました。
沖縄復帰の森を回った後、市民の森へ移動すると、コゲラがいました。
キビタキのメスの姿も見かけました。
ジョウビタキのメスが二羽追いかけ合いをしておりました。
ハクセキレイの姿も見られました。
少し前の舗装路の上を移動する野鳥がいたので、スズメかなぁと思いつつ確認するとムシクイでした。
その後、少し離れた位置からサンショウクイらしき声。
しかも一羽だけではなく、複数の箇所から声が聞こえます。
その声の方向へ向かって、姿を探して見ると、木の上を移動する野鳥の姿が数羽。
カメラを構えて見ると、サンショウクイ・・・なのですが、少し違和感。
先ほどキマユムシクイを撮影している時にも、サンショウクイの声を聞いたのですが、その際にそこにいた人がリュウキュウサンショウクイの名前を挙げていたことを思い出します。
その場でスマホを使って調べてみたところ、目の前にいるのがおそらくリュウキュウサンショウクイで合っているのではないかと確認。
目視できる範囲で、5羽以上が動いており、さらにそことは別の枝からも声が聞こえてくるので、おそらく十羽近くはその場にいたのではないかなぁと思います。
もしかしたら普通のサンショウクイも混じっていた可能性はありますが、見かけたものはほぼリュウキュウサンショウクイで良いのではないかなぁと。
バッタらしき虫を捕食しているシーンも見られました。
個人的には、リュウキュウサンショウクイは初観察、いわゆるライファーとなります。
しかも、ライファーにして群れに遭遇するというのは、かなりラッキーではないでしょうか。
市民の森にはヤマガラもいました。
人工川ではカルガモがいました。
教育塔ではツグミがいました。
西外堀に戻ると、キンクロハジロがいました。
これにて、本日の探鳥は終了です。
本日は個人的にはライファーとなるリュウキュウサンショウクイに出会えたのが最大の収穫ではあります。
それ以外にも、個人的には今季初観察となるキマユムシクイ、キクイタダキ、イカル、クロジ、アトリなどが見れたのもかなりラッキーだったかなぁと。
逆にキビタキやコサメビタキなどの夏鳥はかなり数が減っているので、今日が見納めなのかもしれないなぁと。
東外堀
修道館
空堀
- エンベリザの声
- クロジ?
- モズ
- ウグイスの声
沖縄復帰の森
南外堀
- カワウ